2006.11.28 Tuesday
手術が終わって・・・
なんだかかわいそうだったなぁ…
当日ミリオンを連れて行くときにミリオンが「どうしてお水飲ませてくれないの?」みたいにずっと侑夜を見るの…超辛いよぉ〜〜
病院に行くともうすぐに引き取られて、
「明日の朝、朝一に迎えにきてあげてくださいね。」
わかっとるがな・・・
「そうそう、面会ですが、会いに来てあげられますか?」
へ?
「誓約書に書いてあったと思うのですが読まれましたか?」
げっ!読んだけど…覚えてねぇ〜〜
「どうしますか?」
って…なんか会っても連れて帰れないのならかわいそじゃ…って思ったけど、ヒメとオウジに聞いてみます。
ということで夕方4時に約束をして帰ってきたんだけど・・・
ミリオンがいないのが寂しい…買い物の予定があって、出かけたけど、かえってきて…あ〜いないんだった…
ヒメが帰ってきて、次にオウジが帰ってきて、
「お見舞いに行けるらしい…もう手術終わってるだろうけど、4時じゃないと目が開いてないんだってさ〜」
というと、「行く!絶対にミリオンに会いに行く!」
と2人が言うので、4時まで待って出かけることにした…
実はミリオンがいないので、ご飯を食べがてらゲームセンター行きたいと言ってたので、2人はミリオンがいなくても、それほど寂しく感じてなかったんだよね…
逆にミリオンに会いに行く時間まで待ってなければいけないこの状況が許せないのか・・・「ねーまだ?」としつこかった。
さ、いざミリオンに会いに行くと…
「ごめんなさいっ実は前の手術が押してて今から手術になってしまったんです…」
は?4時だよ?昨夜からご飯食べてなくて今朝から水飲んでなくて…え?
「もしかして、いままで飲まず食わず?」
と恐る恐る聞いてみると・・・
「はい、手術なので」
それは分かってるけど…手術の予定はお昼だったんじゃん!!!
考えただけでもかわいそうで涙が出そうになった…
「俺、ミリオンに会いたい」
とちょっと涙声で訴えるオウジ…
3人で話し合った結果、ゲームセンターは早めに帰ってきて会いにくることにした…
病院の看護婦さんたちが「ごめんなさいねーー何時でもいいので、とにかく会いに来てあげてください。」
って言われて本当は楽しむために行ったはずが、
「ねーーもう行く?」とか「ミリオンの手術終わったかな?」とか…
気になって気になって仕方がないらしく、ゲームに集中できないらしい…
病院が7時には閉まってしまうので、なんとしてもそれまでに会いに行きたいという2人。
なんとなく中途半端なゲームに飽きて早々に切り上げてミリオンに会いに帰ってくると…
すぐにミリオンの檻というかベットまで連れて行ってくれて、ミリオンを覗き見た…
侑夜たちに気が付いて、おぼろな足取りで侑夜たちに近づいてくるのよ…
みゃ〜〜と鳴くとオウジが
「動かなくていいのに!」と言いつつ手を伸ばしてなでなでしてあげてると「みゃああああ(帰る〜〜〜)」と鳴かれ、あまりに痛々しい彼女が可愛そうで…少し帰ろうとすると、フラフラしながら立ち上がって近づいてくる…
もう…涙が出そうで…ってワンワン泣きはじめたヒメ…
お??先にそんなに泣かれると意外と冷静になれるもので…
「明日すぐに迎えにくるからね!」と言って病院を出た。
そこでオウジが…空を見上げながら…
「明日雪降らないかな…」
とぽつりと言うので「なんで?」と聞くと
「だって、学校休みになって俺も迎えに来れるじゃん」
って…雪降ったら侑夜だってうごけねーよ…と思ったけど、オウジの気持ちが痛いほど分かったので、
「そうだねぇ〜でも無理だろうなぁ」と答えてあげた…。
何より4時まで飲まず食わず…な状態がどんなだったのか考えただけでもかわいそうで…
しかも侑夜たちにかなり縋って鳴いたミリオンがどうしても思い出されてちょっと切ない夜でした…
…って2人が夜中、起きる、起きる…
「ねー、もう朝?」
って…気持ちは分かるが侑夜も寝かせろ!
学校から帰ってきたらもうミリオンはいるから!って説得して寝かせること数回…
朝…結局遅刻になるかってぐらいダラダラ支度するオウジに一喝!
「はよ行け!」
渋々動き出すオウジ…そういう時って女の子って強いのか…
「お兄ちゃん!ミリオンが帰ってきて優しく相手してあげればいいじゃない!先に行ってるから!」
おいおい…お前はお母さんかよ…
するとオウジが一言…
「そんなことは分かってるけどさ〜〜今日に限ってなんで6時間授業なんだぁぁぁぁぁ!!!」
あはは^^;帰りが遅いのね…
「学校休んじゃダメだ…よね、はいはい…行ってきますよ…ミリオン頼みますよ」
ってお前は亭主か!
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